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えひめ中小企業研究所 代表の三好と申します。
コロナ渦で大きく社会が変化してしまい、会社にも急速な変化が求められています。新規事業への参入や組織改革、会社が大きく前進しようとしている、まさにこのとき、頼みであるスタッフの離職が多発しています。しかも、”優秀なスタッフ”ばかり!
やっと軌道に乗ってきた新規事業、ゴールの見えかけていた既存事業、そんな大切な時に大切なスタッフの離職。実はこれが原因で倒産してしまう企業があとを絶ちません。
『深刻な人手不足』、言葉にするとよく聞くことばですが、現場には想像以上の痛手です。離職率を下げるため、福利厚生の充実や給料のアップを持ちかけるが離職率が下がることはない。それもそのはず、本当の理由は『人間関係』だからです。
いやいや、スタッフの人間関係は良好に見える!愚痴なんか聞いたことない!という声が聞こえてきそうです。
しかし、もう一度言います!原因は『人間関係』です!
そもそも優秀なスタッフ、仕事にやりがいを感じているスタッフは滅多なことでは不満を口にしません。それは不満がないからでなはく、自分で解決しているからです。
優秀なスタッフの仕事が多くなってしまうのはどこの職場でもあることですが、それが常態化してしまうとどんなに優秀なスタッフでも嫌になってしまいます。逆にモチベーションが上がらないスタッフはその環境に甘えるようになってしまいます。
この現象は現場のスタッフはほぼ全員が気付いています!気付いていないのは『管理職』だけです。気の利いたスタッフはこの事実を伝えてくれていると思いますが、管理職の認識はまだまだ大丈夫・同業他社も似たような状態・いろんな人が働いている以上摩擦はつきもの、程度にしか捉えていません。
この悪循環を止めるには大きな組織改編か全スタッフを対象とした監査アンケートをオススメしています。
今後の企業成長のためにも”従業員の本音”を数値化してみましょう。
本当の問題点が明らかになり、必ず企業成長につながります。

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