今までのコンサル業を通して改めて感じたことがある。
それは自分の持つ"漢くささ"である。
話す内容、聞き手としての視点、理想の組織像。
すべてにその漢くささが出てしまっている。
自分ではまったく気づかなかったが、こんな組織との出会いがきっかけとなった。
あいつの考えは間違っている、
あの対応は正しくない、何やってんだ
俺ならこうやってやる、
あいつの意見だけは聞けない、
やる気のないやつとは挨拶すらしたくない、
こんな考え方をもっている社員が複数いる組織、どう思いますか?
時代遅れな、今さら流行らない、古臭い考え方だと思いますか?
でも、こんな会社が、コロナ禍中でも関係なく右肩あがりですよ?!
そりゃ社内での人間関係には問題はあるでしょう。
しかし、離職率も高くない、売り上げは右肩あがりですよ。
もちろん社員からたくさんの文句も出てきています!
でもほとんど離職もせず、売り上げは右肩上がりですよ!?
上手くいっている組織は、みんな『本気で仕事』をしていました。
そこにあるのはシステムよりも仕組み化よりも強い人間性でした。
もちろんシステムや仕組み化は絶対必要ですが、それは何のためでしょうか?
この"何のため"という一番大切なことを抜きにしては、どんなに高価なシステムを取り入れようと、どんなに評判の良い仕組み化を取り入れようと、まったく意味がありません!
社員が一生懸命働いている組織に共通することは、効率化やシステムなどの方法に捉われず、"何のために"が明確になっている。時には開き直りIT化をやめてしまうことさえあります。
本気で仕事に打ち込み、プライドを捨て、時間を使い、考え抜いた先にしか答えはない。
目先の聞こえのいい手段や方法に捉われてはいけない。
その本気で考えてぶつかっていくことこそが、やりがいに変わり生きがいになっていき、"仕事人"ができあがる。
えっと、この話が盛り上がった時に気付いたのです。
僕は漢くさい人間だと。
そして、その古臭い考え方が、実は形を変え、
今の組織の中にもたくさんあることにも気づきました。
むしろ、人々はその漢くささを少なからず求めていると気付きました!
思いっきり仕事して、思いっきり遊んで、思いっきり酒飲んで!
全部本気で、駆け引きなしで、精いっぱい、生きていきたいのだと。
ただ、その本気の炎の着火の仕方が分からないだけだと。
右寄りの経営者の皆様、私でよければ厚かましい炎をおすそ分けにいきますよ(笑)
※講演会や研修を受け付けている、という意味です!
研修では人は変わらないと嘆いていた時期もありました。
あたなが、あなたの組織が変わる『きっかけ』になれれば幸いです。
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